
<ダイヤモンドバックス5-3ドジャース>◇8日(日本時間9日)◇チェースフィールド
ドジャース山本由伸投手(26)が、今季自己ワーストの5失点で3敗目(4勝)を喫した。
4回に1安打2四死球で満塁のピンチを招くと、6番モレノへ投じたカットボールが真ん中付近に入り、痛恨のグランドスラムを浴びた。5回にもマルテにソロを許した。
今季初の中5日のマウンドで5回を88球、6安打2四死球で5失点。最速は95・9マイル(約154キロ)だった。
山本が満塁本塁打を浴びたのはメジャー移籍後初。オリックス時代に許した満塁弾は、22年5月3日ソフトバンク戦(ペイペイドーム)で柳田悠岐外野手(36)に打たれた1本。1102日ぶりに許したグランドスラムになった。
山本は試合後、「ホームランを打たれたのは、バッターもいいバッターだったので、あれですが。そこまでの、フォアボールで先頭を出したり、デッドボールで満塁になってっていう。そこまでのピッチングが、すごく反省点だなと思ってます」と話した。
試合前時点でリーグトップの0・90だった防御率は、1・80まで下降。同1・16で2位につけていたメッツ千賀滉大投手(32)が1位に浮上した。