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【ヤクルト】吉村貢司郎、KOで苦い記憶の巨人打線料理し2勝目 甘い卵焼き作る母に「感謝」


ヤクルトの吉村貢司郎投手が、11日の巨人戦で8回を投げ4安打1失点の好投を見せ、2回途中で7失点した3月の試合からリベンジを果たしました。最多タイの10奪三振で勝利し、母の日に感謝の報告ができたことを喜ぶ姿が印象的です。吉村投手は直球と変化球を巧みに使い、相手打線を抑えました。試合後、吉村は中村悠がリードで助けてくれたことに感謝の言葉を送りました。高津監督も吉村の成長を評価し、二軍での調整が良い結果を生んだと試合中に実感したようです。

ヤクルト対巨人 お立ち台でガッツポーズのヤクルト茂木(左)と吉村。中央はつばみ(撮影・野上伸悟)

<ヤクルト2-1巨人>◇11日◇神宮

甘くない相手を料理した。ヤクルト吉村貢司郎投手(27)が8回4安打1失点で2勝目を挙げた。3月29日に2回途中7失点をくらった巨人を相手に苦い記憶を払拭。自己最多タイの10奪三振による母の日の勝利に「いつも感謝しかないので、本当にいい形で(母に)報告できてよかった」とかみしめた。

甘い卵焼きがおふくろの味だ。22年のドラフト指名直後、母身知子さんは都内で卵焼き屋をオープンさせた。「甘い卵焼きなので。冷めても、温かくてもおいしいです」。実家に戻れば、だし汁がたっぷり入った自家製の厚焼き卵をほお張る。日大豊山(東京)時代に持参した2食分の弁当にも肉料理とともに入っていた、定番の一品だった。

甘くなり過ぎないように、細心の注意を払った。4回1死一、二塁では甲斐を112キロカーブの後、高めボールの148キロ直球で空振り三振。続く増田陸は137キロフォークを見せた後に、高めボールの147キロ直球で2者連続の空振り三振に切った。直球と変化球を絶妙なあんばいで交え、投球を味付けした。「いいリードをしてもらった」。中村悠に引き出してもらった、うまみへの感謝も忘れなかった。【上田悠太】

▽ヤクルト高津監督(好投の吉村に)「開幕の頃に比べ、数段良くなった。真っすぐも変化球も指にかかった球が増えた。あの時はちょっと厳しい決断だったが、(3月30日から約2週間)ファームに落として良かったと、試合中に思った」

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