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【巨人】浅野翔吾3軍降格から2週間でお立ち台「ちょっと信じられない」爪痕残す8回貴重ソロ弾


巨人の浅野翔吾外野手が、ヤクルト戦で今季初スタメンを果たし、8回に貴重な追加点となる本塁打を放ちました。4月に一時3軍に降格していたものの、僅か2週間で1軍復帰し、ヒーローインタビューを受ける活躍を見せました。開幕からの成績不振や孤独なトレーニングにもかかわらず、フォームを変えて成果を上げ、仲間たちの支えを受けながら戦い続けた結果、1軍での初安打と本塁打を記録しました。浅野は、「弱々しくなく、強い気持ちを持ってできた」と語り、努力と覚悟が報われた瞬間を人生の「原点」に感謝しています。

ヤクルト対巨人 ヒーローインタビューでシスタージャビットから突っ込まれ笑顔の巨人浅野(撮影・浅見桂子)

<ヤクルト2-3巨人>◇10日◇神宮

「最近まで3軍にいたので、ここで野球できているのがちょっと信じられない」。巨人浅野翔吾外野手(20)の激動が、喜びと戸惑いの言葉に詰まった。3軍降格は4月25日。まさか2週間で1軍でヒーローインタビューを受けるとは。「何とか爪痕を残せるように、スイングをしっかりしよう」。先頭打者で迎えた8回、ヤクルト小沢のフォークをバックスクリーン左に運び、貴重な追加点。今季初スタメン、初安打、初本塁打で勝利を引き寄せた。

開幕から2軍戦で打率0割台と低迷。ドラフト1位では異例の3軍行きとなった。もがきながら、高校時代を思い返した。「自分が引っ張っていく気持ちを持っていたよな」。不振にしぼんでいた強気がうずいた。フォームも変え、満塁弾など結果を残し、2軍昇格は今月6日。翌7日の2軍戦で本塁打を放つと、試合中に1軍行きが決まった。

思えば「原点」に感謝する年末年始だった。「成績が悪かったら言われるのは承知の上でやった」。覚悟を持って決断したのは、オフの単独自主トレだった。合同が増える風潮に1人、故郷高松で汗を流した。阿部監督にも「良い精神修行になる」と背中を押してもらった。ただ、孤高だが孤独ではなかった。「高校の同期が集まってくれて。短い帰省中なのに、ほぼ毎日みんな来てくれた」。仲間がいた。

恩返しは活躍することだけ。3軍に落ちても、批判を浴びても、誓いは揺るがない。「弱々しくなく、強い気持ちを持ってできた」。この日の神宮は、試合途中から強風が吹いた。覚悟の20歳に、追い風の助けくらいは許されるだろう。【阿部健吾】

▽巨人阿部監督(今季1号ソロの浅野に)「いいきっかけにしてくれればうれしいけどね」

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