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【西武】満塁弾ネビンが二塁上で西武ファンへ2本の指立てるガッツポーズをしている意味と原点


10月10日、ベルーナドームで行われた西武対ロッテの試合で、西武のタイラー・ネビンが3回1死満塁の場面で3号グランドスラムを放ち、チームを7-0の勝利に導いた。この満塁ホームランは、西武による4年ぶりの快挙であり、ホームでの助っ人外国人による満塁弾は13年ぶり。ネビンは、高校時代からの友人たちと支持する「BLINK-182」のバンドにちなんで、決めポーズを披露し、スタンドのファンやチームメイトたちもこれに応えた。この日のプロ野球では楽天-日本ハム戦でも満塁ホームランが2本記録され、今季初の満塁弾となった。

西武対ロッテ ロッテに勝利し、お立ち台に臨むネビン(撮影・河田真司)

<西武7-0ロッテ>◇10日◇ベルーナドーム

西武タイラー・ネビン外野手(27)はその光景が大好きだ。

3回1死満塁、左翼席へ3号グランドスラムを放り込んだ。チーム4年ぶりのでかい1発だ。

「本拠地で」「助っ人が」「西武ファンのいる左翼席へ」の3条件に絞ると、12年6月30日のヘルマン以来、実に13年ぶりの価値ある満塁本塁打になる。「すごく特別な気持ちだよ」と幸せに満ちた。

一塁を回ると、正面に興奮の左翼席が見える。二塁を回り、人さし指と小指を立てながら右手を掲げた。高校時代からの5~6人の仲間内で「BLINK-182」というバンドを応援していた。

指2本を立てるのは、彼らが使っている「やってやるぞ!!」の決めポーズだ。「プロ野球選手になっても自然と使ってしまっているね」。ファンにも浸透し、先発今井らもベンチから同じポーズをしてくれた。「みんなが思った以上にポーズを喜んでくれて驚いているよ」と話す。

「すごくいい選手が周りにいっぱいいますし、すごく仲良くしてくれますし、すごく楽しんでプレーできています。何よりたくさん勝てているので、シーズン終盤にどういう結果が待ってるのか、とても楽しみです」

これからも何度、右手を突き上げるか。オリジナルの意味は「やってやるぞ」だが、ネビンは「俺たちは一緒だ」の思いも込めて、高々とやっている。【金子真仁】

▼ネビンが3回に来日初の満塁弾。西武の満塁本塁打は21年中村以来4年ぶり。チーム4年ぶりの満弾は、2リーグ制後では最長タイのブランク記録。51年→55年の広島、55年→59年の東映の各4年に並んだ。

▼この日は楽天-日本ハム戦でも満塁弾が2本。今季は前日まで1本も満弾が出ていなかったのに、一気に3本飛び出した。1日3本以上の満塁弾は23年5月14日に阪神佐藤輝、広島マクブルーム、中日村松が打って以来21度目(4本1度、3本20度)。パ・リーグの3人で記録したのは10年6月20日に日本ハム小谷野と金子、西武細川が打って以来15年ぶり4度目。

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