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大谷翔平2戦連発の10号 メジャー7度目の2ケタ本塁打は松井秀喜氏と並ぶ日本人最多タイ


ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が、6日のマーリンズ戦で10号本塁打を放ち、5年連続の二桁本塁打を達成しました。大谷は「1番DH」として出場し、5打数2安打2打点を記録。試合は延長10回にサヨナラ負けを喫しましたが、大谷は6回に右越えの本塁打、7回に右翼線への適時二塁打を放ち、同点に追いつく活躍を見せました。これにより大谷は、メジャー通算7度目の二桁本塁打を達成し、松井秀喜氏と並んで日本人最多記録に並びました。故障者が続出するドジャースで、打撃好調な大谷が打線を支える状況が続いています。彼は、状況に応じた打撃が成功の鍵になると分析しつつ、さらなる結果を求め続けています。

マーリンズ対ドジャース 7回表ドジャース1死一塁、大谷は右翼に適時二塁打を放ちポーズを決まる(撮影・滝沢徹郎)

<マーリンズ5-4ドジャース>◇6日(日本時間7日)◇ローンデポパーク

【マイアミ(米フロリダ州)6日(日本時間7日)=斎藤庸裕】ドジャース大谷翔平投手(30)が、2戦連発の10号で5年連続2桁本塁打に到達した。マーリンズ戦に「1番DH」で出場し、5打数2安打2打点。6回に右越えに10号ソロを放ち、7回には右翼線への適時二塁打をマークした。ともにビハインドから同点に追いつく一打で打線をけん引したが、チームは延長10回にサヨナラ負け。大谷はメジャー7度目の2ケタ本塁打で、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏に並んで日本人最多タイとなった。

   ◇   ◇   ◇

捉えた瞬間に、大谷は右翼を見上げた。逆転された直後の6回無死、左腕ベネジアーノの初球スライダーをフルスイングで粉砕。歩きながら左手でバットを投げ、2階席へのアーチを見届けた。完璧に捉えた飛距離403フィート(約123メートル)の豪快弾。打撃の状態について「基本的にバランス良く立って、あとはもう自分の体に任せてっていうのが理想の形ではあるので」と、自然なスイングを心がけていることを明かした。

2戦連発、5月に入って5戦3発とペースが上がっている。理想の打撃に近づく一方で「そういう打席が毎回多い訳ではないですし、そこでシチュエーションによって、例えばセンターを狙うのか引っ張るのか。そういう工夫次第でヒットの確率は上がる」と分析。同点の9回2死から一ゴロで凡退した場面を振り返り、「もちろん長打で二塁まで行ければいいですけど、出塁でも十分。2アウトなので(強く)振りたくなるところですけど、丁寧に、打席を作って行っても良かった」と課題を口にした。

それでも、徐々に故障者が出始めている状況で打線をけん引した。この日、左股関節の張りで主軸のT・ヘルナンデスが離脱。大谷は「短いのか長いのか別として必ず、長いシーズンで抜ける時は来ると思うので。そういう意味では、やっぱり今日もなんとか勝ちたかった」と悔しさをのぞかせた。2度、同点打を放ったが、延長10回にサヨナラ負け。「最後ああいう形になってしまって。もう少し早めに攻めながら、点数を取っていければ、またちょっと違った」と、敗因を背負うように語った。

伝説の地マイアミのローンデポ・パークでは7試合で打率3割7分5厘、6本塁打、18打点と驚異的な数字をマーク。2階席まで飛ばした豪快弾に「基本的には、ホームランになるようなスイングはしますけど、どこまで飛んでも一緒なので。いいバッティングができれば必然的に、ギリギリでもホームランになってくれる角度でのボールは増える」と語り、手応えもある。本塁打を量産できる感覚にまで、状態が上がってきた。

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