＜明治安田J1：浦和2－0東京V＞◇3日◇第14節◇埼玉ス
浦和レッズがホームで東京ヴェルディを2－0で下し、5連勝を飾った。4月以降は7試合で6勝1敗と完全に上昇気流に乗っている。
立ち上がりから主導権を握り、幸先良く先制した。前半6分に1トップで起用されるMF松尾佑介が左からのカットインで右足を振り抜き、ゴール右隅にゴールを決めた。
松尾は4月2日の清水エスパルス戦以降7試合連続で先発起用され、俊敏性を生かしたプレーで好調のチームの急先鋒となっている。
続く前半31分、MFマテウス・サビオのCKを起点に追加点を挙げた。相手のクリアしたボールが中央にこぼれたところ、エリア外から走り込んだMF渡辺凌磨が右足の強シュートを放つ。相手のブロックを物ともせず、ゴールネットに突き刺した。渡辺は直近4試合で3得点とチームを牽引している。
後半も安定した試合運びで東京Vに付け入るスキを与えず。逆に後半33分、縦パスにFW高橋利樹が抜けだそうとしたところ、DF谷口栄斗に手を使って倒された。決定機阻止で谷口は一発レッドで退場。数的優位となった中、追加点こそ奪えなかったが危なげなく押し切った。
試合終了の時点で暫定ながら2位に浮上している。
