
<中日5-2ヤクルト>◇26日◇バンテリンドーム
ヤクルトが最下位に転落した。中日に敗れ、借金4となった。先発奥川恭伸投手は味方の2失策も絡み4回8安打5失点(自責3)で試合をつくれなかった。高津監督は「不運もあったが、ちょっと隙が多い」と猛省を促した。打線も9回の2点で完封負けは逃れたが、8回まで二塁すら踏めなかった。
ただの敗戦以上にショックは大きい。長岡が離脱の見通しとなった。2回先頭、遊ゴロで一塁に走り出した後、右足を引きずって止まった。20日巨人戦の守備で強打していた右膝を痛めた模様で、両肩を抱えられて交代。試合中に病院に向かった。高津監督は「見ての通り歩行困難なぐらいなので…。そんな簡単にすぐ明日(27日)ゲームに出られるという感じではないでしょう」と声を落とした。
チームは村上と高橋が上半身コンディション不良で離脱し、塩見も左膝の手術を受けた。主力のアクシデントが相次ぎ、早くも正念場を迎えている。