
<カブス11-10ドジャース>◇22日(日本時間23日)◇リグリーフィールド
ドジャース大谷翔平投手(30)は「1番DH」で先発出場したが4打数無安打に終わり、長女誕生後初安打出なかった。「父親リスト」から復帰後、2試合で計7打数無安打。チームも乱打戦の末に延長10回タイブレークでサヨナラ負けした。
カブス今永昇太投手(31)と対戦し、第1打席はカウント1-0から2球目の91・5マイル(約147・3キロ)の直球を打った。バットの先端で捉えた打球は三塁手ワークマンのミスを誘い、三失で出塁した。その後、2死一、二塁からエドマンの中越えの8号3ランにつながり、ドジャースが幸先よく先制した。
2回の第2打席はカウント2-2から高めのスライダーに手を出し空振り三振に倒れた。
5回の第3打席は1-2からまたも外角低めのスライダーにバットが空を切り2打席連続空振り三振。対今永は通算10打数無安打になった。
2点を追う7回の第4打席は無死一塁から2番手のケラーと対戦。フルカウントから粘って四球を選び、チャンスを広げた。無死満塁から敵失やフリーマンの適時二塁打などで5点を奪って逆転した。
8回1死からの第5打席は空振り三振に倒れた。
第1子となる長女が誕生した大谷は18日(同19日)から敵地テキサス州アーリントンでのレンジャーズ戦を2試合欠場したが、3戦目から復帰。今季は打率2割6分4厘、6本塁打、8打点、5盗塁としている。