
阪神ドラフト1位の伊原陵人投手(24)が21日、プロ初勝利を挙げた20日の広島戦(甲子園)から一夜明け、ウイニングボールを渡す予定だった大商大富山陽一監督(60)とのやりとりを明かした。
試合後のヒーローインタビューでは「ずっと大学の監督さんに最初の勝利球は持ってこいと言われていたので、大学の監督さんに持っていきます」と話していた。富山監督から連絡があり「『ありがとう。お母さんにあげ』と」と内容を明かした。母に送る予定となった。
「ハッパをかけられた感じだと思います」と恩師の発言の意図を分析した。
周囲からの反響は「昨日、友達も結構来ていたので、みんな喜んでいました」と明かした。
この日は、甲子園で投手指名練習に参加。晴れやかな表情でキャッチボールやジョギングなど体を動かした。