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【阪神】頼りになるアニキ、佐藤輝明2発6打点で初先発ドラ1アシスト「やるな、と思っていた」


阪神が広島を8-1で撃破した試合で、佐藤輝明選手が2本塁打と6打点を記録する大活躍を見せました。初回にはバックスクリーン左へ6号2ランを放ち、続けて3回に適時二塁打、さらに5回には見事な3ランホームランを放ちました。佐藤選手は浜風に乗せる長打を今季の課題として取り組んでおり、その成果が現れた形です。また、伊原投手も好投を見せ、初先発の責任を果たしました。試合後、藤川監督は佐藤選手の貢献を評価し、今後の活躍に期待を寄せました。

阪神対広島 勝利球を手に笑顔を見せる伊原(右)と2本塁打の佐藤輝(撮影・上田博志)

<阪神8-1広島>◇20日◇甲子園

これが見たかった。もっと見せてくれ。虎党の渇望に応えるように、阪神佐藤輝明内野手(26)が2発6打点と大爆発した。

「カープに3つ負けるわけにいかなかった。伊原が初先発だったので、早めに援護点をあげたかった。いい投球をしていて『やるな』と思っていました」

初回、バックスクリーン左に6号2ラン。甲子園7試合目で猛虎戦士が初めて放った本塁打だった。伊原の背中を力強く押す先制の1発を放つと、もう止まらない。3回には右翼にライナーの適時二塁打。そして締めは5回1死二、三塁、下手投げの鈴木の低め127キロを完璧にとらえた7号3ランを、1本目と同じような場所に放り込んだ。興奮のるつぼと化した夢の空間を、背番号8は再び大股で駆け抜けた。

浜風に乗せた2発。「伸びたんですかね…。分からないですね」。逆方向への長打は、オフから取り組んできた個人的ミッション。「今までやってきたことが、いい感覚で試合でもできている」と誇らしげだ。

近大時代からメジャーの打撃映像を見るのが好きだった。フライボール革命の流行に胸を躍らせ、同僚とドデカいアーチを描く夢を語り合った。阪神の主砲の看板を背負う今は、少し違う。メジャーへの憧れは変わらないが、目がいくのは「投手」だ。「何か見ちゃうんですよね、いいピッチャーが画面に出てくると」。夢中で画面に没頭する時間も成長につなげている。

1試合最多打点は23年5月14日のDeNA戦(甲子園)の「7」で、それ以来の6打点以上。今季7本塁打、17打点まで一気に引き上げた。藤川監督も「甲子園の方が喜ぶような1日になったかな。また火曜日から。相手も脅威に感じている打者でしょうから」と厚い信頼を寄せた。【柏原誠】

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