
セレッソ大阪は19日、本拠地ヨドコウ桜スタジアム(大阪市東住吉区)で開催する29日町田戦、5月11日横浜戦、同24日福岡戦の3試合で、外国籍の観戦客を対象としたアンケートを実施すると発表した。
最近の訪日外国人観光客の増加に伴い、C大阪の24年ホーム試合19試合には、平均で185人の外国籍観戦客が来場。
さらに4月13日に大阪市此花区の夢洲(ゆめしま)で大阪・関西万博が開幕しており、今後さらにヨドコウへの来場者が増えることも予想される。
クラブは今回のアンケートで来場動機、使用公共交通機関、試合観戦の前後に足を運ぶ観光地など、消費者プロセスを調査。スタジアム内での案内表示やスタッフ対応についての来場満足度も把握したいという。
クラブは「これらのデータは今後、観光とスポーツ観戦を融合させたプロモーション戦略の立案に活用してまいります」と、その趣旨を説明。
アンケートは高い言語スキルが必要なため、関西外国語大学(大阪・枚方市)の学生に協力を依頼し、学生にとってもスポーツビジネスの現場に触れる機会になるよう、クラブとしても期待しているという。
今回のアンケート結果をもとに、クラブでは「より多くの外国籍来場者にとって快適、かつ魅力的な観戦体験を提供するとともに、大阪のスポーツツーリズムや地域活性化にも貢献してまいります」と、地元大阪の盛り上がりを狙っている。