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入獄した元法相が堀江貴文氏に明かす、獄中バイブル3部作「日本の司法崩壊してる」と覚悟し熟読


実業家の堀江貴文氏が元法務大臣の河井克行氏と対談し、日本の「人質司法制度」について意見を交わしました。河井氏は一審判決後、最高裁まで戦う意志があったものの、裁判所が弁護側の意見を受け入れないと感じ控訴を取り下げ、実刑を受け入れた背景を明かしました。また、刑務所生活の参考に堀江氏の獄中記を読んだことを告白。堀江氏も過去に証券取引法違反で収監され、著書で刑務所内の経験をつづりました。河井氏は刑務所での生活を経て、2024年6月に自身の「獄中日記」を刊行予定です。

堀江貴文氏(2019年3月撮影)

ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏(52)が21日までにX(旧ツイッター)とYoutubeちゃんねるを更新。X(旧ツイッター)で「自らが“人質司法”の犠牲となった元法務大臣。刑務所を経験した2人は日本の司法制度に何を思うのか?」と記して紹介した動画内で、法務相経験者として刑務所に初めて収監された元法務大臣河井克行氏(62)との対談動画をアップし、獄中話に花を咲かせた。

河合氏は動画で、一審判決後、「やっぱ最高裁まで戦おうと最初思っていたわけです」と告白。しかし「でもやっぱりね、はっきり言えばもう、裁判所が全然、まったく弁護側の意見というのを、別に受け入れなくてもいいんだけど、判断すらしない。判断すらしないわけですよ」と当時の心境を明かした。

これに対し、堀江氏が「よく分かりますよ」と相づちを打つと河合氏は「判断から逃避してるわけ。それを見てもう、これ最後までやっても、時間と、お金と、いくら、当時50代だったけど、人生有限ですからね。もう、これいいやと思って。日本の司法崩壊しているなと思って、取り下げる決意をしたんですよ。控訴」と実刑を受け入れた背景を説明した。

河井氏は、控訴を取り下げる決意をした時に「じゃあ刑務所ってどういうところか」という考えが初めて頭に浮かんだといい、参考書として「鈴木宗男先生がお書きになった本も読んだんですけど、堀江さんの本、これ『刑務所なう。』がパート1とパート2があってそれから『刑務所わず。』ってあったでしょ。3冊とも読みましたよ」と告白。「心構えとかいろんなこと」を、堀江氏の著書「刑務所なう。」(12年3月)「刑務所なう。2」(13年2月)「刑務所わず。」(14年1月)をコンプリートして勉強したと明かした。

堀江氏はライブドア事件で証券取引法違反罪に問われ懲役2年6月の実刑判決が確定。2011年6月に長野刑務所に収監され2013年3月に仮釈放された。「刑務所なう。」などの獄中記は12年3月~14年1月に刊行された。河合氏は2019年の参院選広島選挙区の買収事件で公選法違反(加重買収)の罪で懲役3年の実刑判決を受け、21年10月に収監され、23年11月に仮釈放された。法務相経験者として、刑務所に入った初のケースだった。24年6月に「獄中日記」が刊行された。

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