<明治安田J1:新潟1-2京都>◇19日◇第11節◇デンカS
京都サンガF.C.がアウェーでアルビレックス新潟を下し、96年のJリーグ昇格以降初となるJ1首位に立った。
16日浦和レッズ戦から中2日で先発6人を入れ替えて臨んだ京都は、前半19分にPKで先制を許したが、後半にエースFWラファエル・エリアス(26)が決めて追い付いた。
後半28分、左で受けたFW原大智(25)がワンタッチで浮き球を送ると、エリアスが巧みな駆け引きでDFを外し、左足でゴールに流し込んだ。
得点ランクトップに並ぶ8点目を決めたエリアスは、ここで止まらなかった。同41分、左サイドでのスローインを原が頭で流すと、エリアスが左足でゴール前へ。これに反応した途中出場のMF奥川雅也(29)がDFと競りながらも伸ばした右足でGKの股を抜くシュートを流し込み、アウェーの地で逆転に成功した。
勝ち点3を積み上げた京都は勝ち点21とし、暫定ながら首位に浮上。クラブにとって歴史的な瞬間を迎えた。