
<レンジャーズ0-3ドジャース>◇18日(日本時間19日)◇グローブライフフィールド
ドジャース山本由伸投手(26)が7回5安打無失点無四球、自己最多タイとなる10奪三振の快投で今季3勝目(1敗)を挙げた。
これで18イニング連続無失点で、防御率はナ・リーグ1位の0・93となった。
レンジャーズの先発、サイ・ヤング賞2回の怪腕ジェーコブ・デグロム投手(36)との間で、息詰まるような投げ合いを演じた。
1点の援護を受けて向かった初回は、2者連続空振り三振など3者凡退と好スタートを切った。
2回は1死から二塁打を浴びたものの、3つのアウトをすべて空振り三振で打ち取った。
3回2死後、連続長短打を許しながらも、3番ピダーソンを一ゴロに仕留め、ピンチを脱した。
4回2死から二塁打の走者を背負ったものの、7番バーガーをスライダーで空振り三振に打ち取った。
5回はわずか9球で3者凡退に仕留めた。
6回は2番からの好打順を、内野ゴロ3本に打ち取った。
7回1死一塁からは、空振り三振と盗塁死の併殺でフィニッシュ。102球で救援陣にバトンを託した。
ドジャースは、9回に貴重な2点を追加してダメ押し。好継投で反撃を封じ、3投手の完封リレーで4連勝を飾った。
試合後の山本は「7回を投げ切れたというのはすごく良かったと思います」と分析。メジャー屈指の好投手デグロムと投げ合ったことについて「すばらしい投げ合えたというのは、すごくうれしく思います。より気を引き締めて、1つのミスもしないように心がけて投げました」と振り返った。