
アトレチコ・マドリードの元フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン(34)が来季も残留するとスペイン紙マルカが17日に報じた。
グリーズマンの契約は来年6月30日まで残るが、今季終了後に退団し、フランス代表の元チームメートであり、友人でもあるウーゴ・ロリスやオリビエ・ジルーが所属する米プロリーグMLSのロサンゼルスFCに行く可能性が報じられていた。
しかし同紙によると、グリーズマンは契約を全うし、来季もAマドリードでプレーすることを決めたとのことだ。そして同クラブで通算10季目を迎える来季、これまで1度も獲得したことがないメジャータイトルであるスペインリーグと欧州チャンピオンズリーグの優勝を目指すという。また、今のチームにはそれらを成し遂げるために必要な要素がすべて揃っていると考えているとのことだ。
グリーズマンはここ14試合でわずか1得点1アシストと調子を大きく崩しているものの、シメオネ監督の信頼は変わらず厚く、レギュラーの座を守り続けている。得点数はフリアン・アルバレス(26得点)に次ぎ、セルロートと並んでチームで2番目に多い16得点を挙げている。(高橋智行通信員)