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【巨人】田中将大が日本復帰後最短KO、2回6失点…楽天時代のお得意様だったDeNA封じ込めず


巨人の田中将大投手が、DeNA戦で先発し2回7安打6失点でノックアウトされた。これは彼が日本球界に復帰後、最短の降板となり、日米通算200勝まで残り2勝のままとなった。試合では、初回から相手打線に捕まり、試合序盤での降板を余儀なくされた。東京ドームで迎えた本拠地初登板には多くの期待が寄せられていたが、結果は期待を裏切る形に。しかし、過去にもプロ初登板では苦い経験を経てからの再起を遂げている田中選手は、再び立ち上がりを見せるだろうという期待がある。新たな登場曲「Acceleration」が披露され、その歌詞には再起への意気込みが込められている。

巨人対DeNA 2回表終了後、ベンチで巨人阿部監督(右)から肩に手を添えられる先発の田中将(撮影・江口和貴)

巨人田中将大投手(36)が2回7安打6失点でKOされた。DeNA戦(東京ドーム)に先発。移籍後、本拠地初登板となったが、立ち上がりから相手打線につかまった。2回での降板は、21年の日本球界復帰後では最短。日米通算200勝は残り2勝のままとなった。

   ◇   ◇   ◇

歓声がため息に変わった。田中将が本拠地デビュー戦に臨むも、2回7安打6失点。21年の日本復帰後、最短でのノックアウトとなった。2回を投げ終え、ベンチに戻ると阿部監督から肩を5度たたかれ、ねぎらわれた。だが、その表情は浮かないまま。唇をかみながら、ぼうぜんとベンチに座り込んだ。

いきなり出ばなをくじかれた。初回、先頭の梶原に右越え二塁打を浴びると、続く三森は内野安打。1死を奪った後、4番牧にカウント3-1から右前適時打を浴びた。登板前日には「しっかりとボールをコントロールできるように」と話していたが、カウントを悪くしてから、空振りを奪いにいったスプリットを痛打された。

多くのファンからの歓迎を受け、東京ドームの舞台に立った。田中将の名前がコールされると、右翼席を中心とした巨人ファンからの大声援を浴びながら、先発マウンドに上がった。球場外でもSNSでは「#MASAHIRO200」の応援メッセージであふれ返った。

お得意様のはずだった。楽天時代はDeNA戦に5試合登板。3勝1敗、防御率1・66の好相性を誇り「受け身にならず、自分がアグレッシブにどんどん投げていくことができれば」と意気込んでいたが、厳しい現実が待ち受けていた。

それでも、やられて終わる男ではない。振り返れば、プロ初登板だった楽天時代の07年3月29日ソフトバンク戦も1回2/3を投げて6安打6失点でKO。そこから楽天のエースまで駆け上がり、米大リーグにも挑戦。日米通算198勝を積み上げてきた。この日お披露目されたももいろクローバーZによる、新たな登場曲「Acceleration」の歌詞の一部には、うまくいかなくても再び前に向かう思いが込められている。マー君は何度でも立ち上がる。【水谷京裕】

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