
巨人田中将大投手(36)が16日、本拠地での初登板へ最終調整を行った。前回の登板の3日中日戦は四球が多く課題が残った。この2週間はフォームとコントロールの修正に集中して取り組んできた。先発予定の17日DeNA戦に向け「ボールをしっかりコントロールできるように、フォームも含めて修正してきました」と話した。
本拠地での登板については「ビジターでも応援してくれる方はたくさんいるが、やっぱりホームは特別。声援を力に、自分の仕事をしっかり果たしたい」と前向きな姿勢を見せた。また、2軍で再調整中の戸郷には「彼にもいろいろな思いがあると思う。タイミングを見て、何か伝えられたら」と語り、チーム内の支え合いの大切さにも触れた。
強力DeNA打線に向かっていく姿勢を貫く。「いい打線。受け身にならず、アグレッシブにいきたい」と話し、同学年の宮崎については「良いバッター。流れを持っていかれないようにしたい」と警戒感を示した。
今季もももいろクローバーZが手がけた登場曲を起用する。「いい曲に仕上がっていた。今年は球場で1回でも多く流れるように、その思いを背負って投げたい」と語った。