
<UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL):Rマドリード1-2(2戦合計1-5)アーセナル>◇16日(日本時間17日)◇準々決勝第2戦◇サンティアゴ・ベルナベウ
レアル・マドリード(スペイン)が奇跡の大逆転を起こすか、注目された試合だった。アーセナル戦を前に、マドリード界隈ではスペイン語の「remontada(レモンターダ)」という言葉が飛び交った。
この「remontada」は奇跡的な大逆転を意味する言葉だ。2017年3月にバルセロナが、パリサンジェルマンとの第1戦を0-4と落とした後、ホームで6-1で破る大逆転勝利を挙げ、スペインだけでなく敗れたパリ側でもこの言葉が浸透したほど。
今回もベリンガムが公式会見で「ベルナベウでは魔法のような夜がある」と奇跡を起こすかのような発言をしたこともあり、このワードがメディアでクローズアップされていた。
しかし、そのベルナベウでアーセナルに1-2と負けて締まったことを受け、現地ファンらは「何もなかったじゃないか」「アンチェロッティ解任」など批判的な声が高まっている。
再び高まった「レモンターダ」の言葉だったが、あえなく敗れたことできれいさっぱり霧消した。