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【欧州CL】アーセナル、敵地でRマドリード下し16季ぶり4強進出!サカとマルチネッリが得点


アーセナルがUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝でレアル・マドリードを2-1で下し、2戦合計5-1で16シーズンぶりに4強入りを果たしました。試合は開始早々PKのチャンスを逃したものの、後半にサカとマルチネッリがそれぞれゴールを決め、レアルのエムバペが途中交代するなどの攻撃を耐え抜いて勝利しました。次の準決勝はパリサンジェルマンとの対戦になります。

欧州CL準々決勝のアーセナル戦でヘディングするRマドリードFWエムバペ(左)(AP)

<UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL):Rマドリード1-2アーセナル>◇16日(日本時間17日)◇準々決勝第2戦◇サンティアゴ・ベルナベウ

【マドリード=高橋智行通信員】初優勝を狙うアーセナル(イングランド)が、アウェーで王者レアル・マドリード(スペイン)に2-1と競り勝った。2戦合計5-1とし、2008-09年以来、16シーズンぶりの4強進出を果たした。FWサカとFWマルチネッリのゴールを奪った。パリサンジェルマン(フランス)との準決勝は29日(日本時間30日)に第1戦を迎える。

ホームの第1戦をライスの2本の直接FK、ミケル・メリーノの追加点で快勝したアーセナル。敵地に乗り込んでも雰囲気にのまれることなく、互角以上に渡り合った。

序盤から激しい攻防となった。前半11分、VAR介入からのオンフィールドレビューでアーセナルにPKが与えられた。同9分のCKの場面で、相手DFラウル・アセンシオにミケル・メリーノが倒されていた。

前半13分のPK、サカは意表を突くチップキックでゴールを狙ったが、GKクルトワが体勢を崩しながらも左手を伸ばしてビッグセーブ。絶好の先制機を逃した。

逆に前半23分にはRマドリードにFKを起点に波状攻撃を仕掛けられ、クロスボールに対応した際、ボールの入ったところと直接関係ない位置で、ライスが競り合ったエムバペの体を抱える形で倒した。35歳のフランス人、フランソワ・ルテクシエ主審はすぐに笛を鳴らしてPKを宣告した。

しかしVARチェックからオンフィールドレビュー。長い時間をかけて入念に確認した同主審は同28分、いったん宣告したファウルを取り消した。冷静な判断だった。

前半は両チームの激しい球際の応酬が目立ち、スコアは動かない中にもスリリングな攻防。サンティアゴ・ベルナベウは大歓声がやまなかった。

3点差を追いつくことが生き残る最低条件となるRマドリードは後半16分、ロドリゴ、ルーカス・バスケス、アラバをベンチに下げ、エンドリッキ、ダニ・wセバージョス、フラン・ガルシアを投入する3枚替え。試合を動かしにかかった。

しかし均衡を破ったのはアーセナルだった。後半20分、GKラヤからのロングボールを起点に敵陣でパスワークで崩しにかかった。ウーデゴールからミケル・メリーノ、そしてスルーパスにサカが抜けて左足でゴール。今大会5点目で先手を取った。2戦合計4-0とリードを広げた。

安全圏となった油断が出た。後半22分、ラヤがハンドパスでサリバにボールを預けた。そこへ素早く寄せてきたビニシウスにボールを奪われ、そのままゴールに流し込まれた。不用意なプレーから1点を返された。

同点とされたが、2戦合計では4-1と3点差。この失点がチームの慢心を戒めるものとなり、その後は押し込んでくるRマドリードの攻撃に厳しく対応した。

後半30分には競り合った際に足を痛めたRマドリードの得点源となるエムバペが途中交代。勝負の行方は見えた。果敢に前に出てくる相手の攻撃を受け止め“時計の針”を進めた。

アーセナルは後半48分にウーデゴールが強烈なシュートを放つ。クルトワにセーブされたが最後まで攻め抜く姿勢を見せる。そして後半49分、カウンターからブラジル代表FWマルチネッリがスルーパスに抜けだし独走。クルトワとの1対1を制し、ゴール右隅にシュートを決めた。2-1で2戦合計5-1とした。

守り抜くのでなく、攻めに出たアーセナルが敵地で凱歌(がいか)を揚げた。

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