<広島0-2中日>◇16日◇マツダスタジアム
広島は好投の先発大瀬良を打線が援護できず、連勝が5で止まった。中日柳の前に7回4安打に抑えられ、8回以降は中継ぎ陣の前に沈黙。今季3度目のゼロ封負けを喫した。
大瀬良は援護がない中で力投した。1週間前と同じ中日柳との投げ合い。6回まで1安打無失点。だが、打線が1死一、三塁の好機を逃した7回。2死走者なしから細川に二塁打を浴びると、続くボスラーに右前適時打を打たれ均衡を破られた。8回は1死満塁から代打カリステの犠飛で追加点を許した。8回2失点も、今季初黒星。登板3試合で防御率1・89と安定した投球を続けながら、今季初白星が遠い。
2回無死二塁の先制機を逃した打線は、両軍無得点の6回1死一、三塁も生かせなかった。矢野の2球目に走者がスタートを切る作戦は矢野が空振りし、三塁走者がアウトとなった。2死二塁から矢野が内野安打で出塁したが、小園は左飛に倒れて無得点に終わった。