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ロバーツ監督がジャッキー・ロビンソン・デーに思い「異なるバックグラウンドを持つ者の集まり」


米国でジャッキー・ロビンソン・デーが祝われる中、ドジャース監督のデーブ・ロバーツがロビンソンの遺産とその歴史の扱いについて深い思いを語った。ロバーツ監督は、ロビンソンが差別の壁を破った偉業が無視されていると指摘し、その説明がMLBの記述から削除されていることに疑問を呈した。彼は、ドジャースの監督としてその遺産を祝う責任を強調した。また、トランプ政権下でのマイノリティへの扱いについても言及し、ホワイトハウス訪問を巡る議論に対して、球団として多様性を尊重する姿勢を示した。

ドジャース・ロバーツ監督

<ドジャース-ロッキーズ>◇15日(日本時間16日)◇ドジャースタジアム

MLBがジャッキー・ロビンソン・デーを祝うこの日、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)が試合前に思いを語った。

この日は、メジャー初の黒人選手として1947年にドジャースでデビューしたロビンソン氏のキャリアをたたえるため、04年から同氏がデビューした4月15日に毎年開催。選手全員がロビンソン氏の背番号「42」を着用しプレーする。

だが今年、トランプ大統領の新政権になってから、米国防総省のページからロビンソン氏が米軍に所属していた説明が削除されるという出来事があり、議論が起こった。またMLBの今季のジャッキー・ロビンソン・デーの記述から、これまであった「差別」や「人種の壁」という説明が抜けているという。

これについてロバーツ監督は「私の考えでは、ジャッキーが人種の壁を破ったという事実は確かにあったということ。MLBは白人のリーグであり、彼は有色人種として初めてMLBでプレーした。なぜ説明が抜けたのか、理由は分からない」とコメント。トランプ政権下でマイノリティーを軽視するような動きが出ている中で、球団としてホワイトハウスを訪問したことを問われると「ホワイトハウス訪問に関してはいろいろな意見が出ているが、我々は異なるバックグラウンドや経歴、経済的、政治的信条を持った者の集まり。全員がまとまるということに意味があったと考えている」と話した。

ロバーツ監督は黒人の父と日本人の母を持ち、ドジャースで初の黒人監督となった。「ドジャースのユニホームを着ている者として、ジャッキー・ロビンソン・デーを祝う責任を負っている」とも話している。

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