
ロッテの佐藤都志也捕手(27)と和田康士朗外野手(26)が15日、人気野球漫画「ドラベース」の作者むぎわらしんたろうさんからイラスト色紙をプレゼントされた。「ドラベース」とは、00年9月号から11年10月号まで「月刊コロコロコミック」で連載された野球漫画。
25年1月TOKYO FM「まんが王国presents世界はまんがで出来ている!」に2選手が出演した際、好きな野球漫画で「ドラベース」の名前を挙げたところ、当日のOAを視聴していた作者のむぎわらしんたろうさんがぜひ2人を描いてプレゼントしたいということから実現した。
むぎわらしんたろうさんは「僕が書いた野球漫画を見てプロ野球選手になってくれたらいいなっていう夢がずっとあったので、その漫画を読んで、実際にこうしてプロで活躍している方がいるのは、1つの夢がかなったっていうぐらいの感じでした。ほんとにうれしくて原稿そっちのけで2人を書いてしまいましたね」と当時のうれしさを明かした。
佐藤は小学校低学年の頃から「ドラベース」の大ファン。「コロコロコミックを毎週読んでいて出てくるたびにすごい楽しみに見てた。1番最初に見た野球漫画がドラベース」と思い返した。色紙をプレゼントされ「めちゃくちゃうれしかったですし、繊細でユニホームでキャッチャー防具つけてくださって、こと細かく描いてくださって。うれしいの一言でした」と語った。和田も「自分を書いてくれるっていうのは本当にとてもうれしくて、走塁用の手袋の色まで全部一緒だったので、ほんと細かく描いてくださってうれしかったです」と語った。
作中にはひみつ道具を使用して野球をする場面があるが、実際にプレー中に使いたい道具を問われると和田は「外野手なんで、タケコプターでホームランキャッチしたい」と願望を語った。