
北海道コンサドーレ札幌MF深井一希(30)が13日、約2カ月ぶりに実戦復帰を果たした。
札幌・宮の沢での札幌大との練習試合(45分×2)の1本目に出場し、45分間ボランチとしてプレーした。熊本キャンプ中の2月以来の対外試合。「しんどかったっすね。風も強くて。無事に終えたので良かった」と、ケガなく乗り切った。
開幕前日の2月15日の練習中に右大腿(だいたい)二頭筋肉離れを起こして離脱していた。チームは現在J2ギリギリ残留圏の17位にとどまる。前日12日のアウェー水戸ホーリーホック戦は1-3で敗れた。「昨日ふがいない試合をした後で、選手それぞれいろんな思いがある中での試合」と、控え選手中心でこの日の練習試合に臨んだ。
20日ホーム藤枝戦から今季公式戦初出場を目指していく。「自分としてはチームを助けられるように努力するだけ」。背番号8がピッチに戻る日は近い。