
ガンバ大阪は13日、大阪・吹田市内の練習場で公開練習を行った。
前日の名古屋グランパス戦に先発したメンバーは軽いリカバリーメニューのみ消化。残りの選手はミニゲームなどで調整した。
16日に行われるルヴァン杯2回戦のJ2水戸ホーリーホック戦(Ksスタ)では、DF三浦弦太(30)が復帰する可能性が出てきた。
昨年4月の鹿島アントラーズ戦で負傷し、右ひざ前十字靱帯(じんたい)断裂、同内側半月板損傷で長期離脱。長いリハビリ期間を経て、試合に出場できるまでに戻ってきた。
この日の練習で軽快な動きを見せた三浦は「普通に練習はできているので、試合も大丈夫だと思う」と復帰戦へ意欲。非公開で行われた練習試合でもプレーしたといい「(離脱後)初めてフルピッチでやれた。リアクションのところとか、実際にゲームをやらないと戻らない感覚的な部分もあるけど、8~9割までは順調に来られている。1歩のところがもう少しかなと感じている」と徐々に状態を上げてきた。実戦形式をこなしたことで、メディカルチームからはゴーサイン。ダニエル・ポヤトス監督(46)の判断を待つところまでたどり着いた。「あとはコンディションを上げていくだけ。日々頑張っていきたい」。出場すれば約1年ぶりの公式戦。いよいよその時が迫ってきた。【永田淳】