
<楽天2-4オリックス>◇12日◇楽天モバイルパーク
楽天は2-4でオリックスに敗れ、5連敗で最下位へ転落した。
今季初先発した松井友飛投手(25)が初回から連打を浴び、4回9安打4失点で降板。「久しぶりの1軍での先発で、気負いすぎずにいつもの中継ぎと同じような感覚でいきたかったのですが、やはり違う感じになってしまった」と悔しさをにじませた。打線は9回に宗山の適時三塁打などで2点を返したが、及ばなかった。
三木肇監督(47)は、「ここ数試合はなかなかうまく立ち上がれていない。結果こうなので、対策や作戦を見直さないとダメだと思う。これだけ最後までファンの方が応援してくれているのに寂しい試合になってしまうから、しっかり(コーチとも)話します」と重く受け止めた。
8安打で好機をつくりながらも、8残塁と打線のつながりを欠いた。指揮官は「最後も諦めずにやっている姿勢が大事になってくる。結果として勝ちにつなげられないのは自分自身の問題。選手たちも役割と求められていることの精査をして、1人1人、自覚を持ってやってもらいたい」と力を込めた。一丸で軌道修正を図り、6連戦最終日を勝利で締める。【高橋香奈】