
楽天浅村栄斗内野手(34)が今季本拠地チーム1号となる豪快弾を決めた。「6番一塁」で先発。0-0の2回1死一塁、1ストライクから日本ハム伊藤の真ん中高めスライダーをかち上げた。「打ててよかったです。(藤井)聖頑張れ」と先発藤井を鼓舞する先制1号2ランを左中間に放り込み、通算本塁打数を298に伸ばした。
20年、23年と本塁打王に2度輝いたスラッガーだが、昨季は楽天に入団した19年以降で最少の14本塁打にとどまった。初本塁打まで昨季が59打席かかったのに対し、今季は半分の29打席目で1発が飛び出し、アーチ量産が期待される。
3月28日の開幕オリックス戦は5番で出場も無安打。翌日から6番に座ると復調し、ここまで7試合連続安打と止まらない。平成生まれ初の2000安打まで残り30本を切った。勢いに乗ってきた主砲が、楽天打線をけん引する。