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ドジャースWH表敬訪問 トランプ氏はジョーク連発、警備はやはり厳重/Nobu’s Eye


前年にワールドシリーズを制したロサンゼルス・ドジャースが、ワシントンD.C.のホワイトハウスを訪れ、ドナルド・トランプ大統領と面会しました。視察には大谷翔平投手や山本由伸投手も参加し、大統領から祝福を受けました。華やかな社交場のように整えられた会場では、トランプ大統領のジョークが飛び交い、出席者たちを笑わせました。大谷の偉業50-50シーズンも話題に上がり、ロバーツ監督からは「彼はどんどん良くなっている」と高評価されました。入館の際には厳重な警備が敷かれ、日本人記者はわずか3人のみしか許可されなかった中、大谷の姿勢に感謝が溢れていました。

ホワイトハウスを表敬訪問し、トランプ大統領(前列右端)から激励されるドジャース大谷(左から2人目)(撮影・菅敏)

<MLB担当記者・斎藤庸裕の目>

前年ワールドシリーズを制したドジャースが7日(日本時間8日)、米国の首都ワシントンD・Cのホワイトハウスを表敬訪問し、ドナルド・トランプ大統領と面会した。

大谷翔平投手(30)や山本由伸投手(26)も参加。整列して大統領の祝福を受けた。

   ◇   ◇   ◇

華やかで、にぎやかな社交場のようだった。超豪華なシャンデリアが3つ、初代アメリカ大統領ジョージ・ワシントンら歴史を代表する人物の肖像画が掲げられたホワイトハウスのイーストルーム。天井が高く、まるで美術館のような一室に関係者とメディアを含め約500人が集結した。

正面玄関を入ると演奏者が音楽を奏で、来場者を歓迎。祝辞ではド軍の戦いぶりをたたえながら、トランプ大統領のアメリカンジョークが何度もさく裂した。史上初の50-50を達成した大谷について「そんなにいい選手なのか」とロバーツ監督に質問。「彼はどんどん良くなっている」と返答されると、「それは(相手にとって)脅威だね」とニヤリ。昨年9月19日のマーリンズ戦で6打数6安打、3本塁打、10打点と活躍したことを引き合いに「それ以外は、そんなにいい試合じゃなかったね」と会場の爆笑を誘った。

警備はやはり厳重だった。日々、大谷を取材する日本人記者で入館を許可されたのはわずか3人。早朝7時半、雨が降りしきる中、門番をしていた警官の1人に「取材で入館したい」と伝え、身分証のパスポートを提示したが「(入館許可の)リストに名前がない。担当者に連絡をとれ」と突き返された。その場でメールをやりとりし、約45分後、複数の日本人メディアとともに意を決して再アタック。門番の警官がパスポートを入念に調べ始めた。厳しいと名高いアメリカの入国審査のようなドキドキ感があったが、しばらくして「全員、許可」と伝えられた際には、思わずほっと胸をなで下ろした。

第2関門ではシークレットサービス(大統領警護隊)が、2度目の身分証チェック。無事に取材パスが発行された。大国の“城”として、めったに踏み入ることができない領域。大谷が繰り返し口にしたように、感謝が身に染みた。

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