
日本ハムは7日、池田隆英投手(30)が子どもたちにものづくりの楽しさを感じて道具を大切にする心を育んでほしいとの想いから企画した「親子でグラブづくり体験」を4月26日ロッテ戦(エスコンフィールド)で実施すると発表した。
ミズノ社のクラフトマン早川剛史さんの指導のもと、野球グラブのひも通しなどを行い、親子で世界にひとつだけの野球グラブづくりを体験できる。グラブのつくり方に加えて、手入れや管理方法なども学べる。
参加費は無料で、参加対象者は4月26日の観戦チケットを購入している方で、野球が大好きな小学生1名と保護者1名のペア25組50名(抽選)。7日から14日まで球団ホームページにある専用フォームから応募できる。製作するのはジュニアグラブでサイズは少年軟式用L、カラーはブラック。申し込むの際に右投げ用か左投げ用かを選べる。
池田は球団を通じて「この企画は、子どもたちにグラブづくりを体験してもらいながら『ものづくりの楽しさ』や『道具を大切にする気持ち』を感じてもらいたいという想いからスタートしました。今回一緒に取り組むのは、普段から僕のグラブを手がけてくれている、信頼するクラフトマンたちです。彼らの手仕事には、本当に細やかな技術と熱い想いが込められていて、僕もオフに工場を訪れてその現場に触れたとき、心を打たれました。グラブはただの道具ではありません。たくさんの人の想いと時間が詰まった“相棒”です。この体験を通して、子どもたちには“世界にひとつだけのグラブ”を自分の手で作る楽しさを味わってもらえたらと思っています。そして保護者の皆さまにも、お子さんが夢中になって何かを作り上げる姿を間近で見ていただき、一緒に過ごす時間の中で、親子の思い出を1つでも多く刻んでいただけたらうれしいです」とコメントした。