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大産大・小出望那が開幕2連勝貢献「プロ1本」強肩強打捕手に虎スカウトも複数人熱視線


阪神大学野球春季リーグで大産大が大体大を1-0で破り、タイブレークを制しての開幕2連勝を果たしました。試合で注目されたのは、大産大のプロ注目捕手、小出望那選手です。彼は打撃では無安打であったものの、その守備力で大きく貢献し、特に無死満塁のピンチを無失点で切り抜けるなどの活躍を見せました。試合後、小出選手は「守り勝った試合」と満足そうに振り返りました。この試合には、NPBの2球団が視察に訪れており、彼のプレーぶりはスカウト陣にも注目されました。小出選手は、今後プロ一本での道を目指しており、「春の結果を求めてアピールしたい」意気込みを語っています。

大産大対大体大 大産大の小出望那捕手が指示を送る(撮影・林亮佑)

<阪神大学野球春季リーグ:大産大1-0大体大>◇第1節2回戦◇6日◇ほっともっとフィールド神戸

大産大がタイブレークを制して開幕2連勝を飾った。プロ注目の小出望那(もなく)捕手(4年=大産大付)はバットでは無安打だったが、好守で貢献。主将としてもチームを鼓舞し、勝利に導いた。

両投手が踏ん張り、両軍無得点で延長タイブレークに突入。10回表の守備で小出も併殺を完成させるなど、無死満塁から無失点で切り抜けた。するとその裏、無安打で決勝点を奪い開幕2連勝を決めた。小出も「こういう試合は守りがちするしかないとベンチでも言っていたので何とか粘れて、今日は打ったというより守り勝った感じでした」と充実の表情だった。

この日はNPB2球団のスカウトが視察。阪神は畑山統括スカウトを含めて2人でチェックする中、小出は8回に好フィールディングでピンチ拡大を防いだ。打撃面ではライナーが正面をつくなど、4打席無安打。「日頃の行い悪いんかな」と笑ったが、好調を維持。「状態はいい。感覚的には悪くないので次の試合までに調整してやっていきたい」と力を込めた。

大学日本代表候補の合宿には2年冬と3年春に選出。二塁送球は最速1秒84と強肩で、強打も持ち味にしている。今後の進路は「プロ1本」。今春にかける思いも強い。「春が勝負だと思っている。目標でプロ1本にしたからこそ自分にプレッシャーもありますけど、結果を出してアピールできたらいいなと思います」と力強く話した。

開幕2連勝発進となり、今春、コーチから新監督に就任した市川哲也監督(47)も「できすぎ」と笑顔。小出も「キャプテンということもあって、キャッチャーとしてもチームを勝たせていきたい。そういう思いは強く持っています」と主将の自覚たっぷりだ。強肩強打のプロ注目捕手がチームを引っ張る。

◆小出望那(こいで・もなく)2003年(平15)8月3日生まれ、大阪市出身。天下茶屋小2年から西成銀河で野球を始め、天下茶屋中ではバイキングジュニアでプレー。大産大付では1年夏からベンチ入りし、高校通算は30本塁打超え。大産大では1年秋からリーグ戦に出場し正捕手。名前の由来は両親が複数の候補の中から「どちらで“もなく”」から名付けられた。目標の選手は城島健司。175センチ、85キロ。右投げ右打ち。

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