
ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンは5日、元ドイツ代表FWトーマス・ミュラー(35)が今季限りで退団すると発表した。
Bミュンヘンで08年にデビューし、クラブ歴代最多の公式戦通算743試合に出場。247得点、273アシストをマークした。リーグ優勝12回、ドイツ杯優勝6回、欧州チャンピオンズリーグ(CL)優勝2回など数多くのタイトル獲得に貢献した。
クラブを通じて「今日という日は特別。バイエルン・ミュンヘンの選手として25年間を過ごし、この夏に終わりを迎えることになりました。素晴らしい出会いと忘れられない勝利があった、信じられないほどの旅でした。愛するクラブでキャリアを積むことができたことに感謝と喜びを感じています」とコメントした。
6月に開幕するFIFAクラブワールドカップがBミュンヘンの選手として臨む最後の大会となる。その後については未定。
ドイツ代表としては2010年FIFAワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で得点王を獲得。14年ブラジル大会で2大会連続となる5得点を挙げ、チームの優勝に貢献した。