
2011年に柏レイソルを史上初のJ1昇格即優勝に導き、リーグ最優秀選手賞(MVP)を受賞したブラジル人MFレアンドロ・ドミンゲス氏が1日に亡くなった。41歳。同国メディアによると、現役引退した22年末以降は精巣がんと闘病していたといい、前夜に息を引き取った。
X(旧ツイッター)では、ドミンゲスさんの死去を悲しむ投稿とともに「精巣がん」がトレンド入りしている。
精巣がんは精巣にできる悪性腫瘍で、10万人当たりの発生率はおよそ1人で決して多くはない。男性の全腫瘍の1%程度だが、20代から30代の男性において最も多い悪性腫瘍といわれ、若年者に多いことが特徴。
初期症状は、がんができた側の陰のうの腫れや睾丸(こうがん)のしこりで、痛みは伴わない。自分で陰嚢を定期的に触る習慣がないこともあり、初期の小さい段階で発見することは難しい。初期段階では、パートナーが自身の陰嚢の異常に気付き、指摘してくれる場合も少なくないという。
精巣がんの治療については主に手術(高位精巣摘除術)、抗がん剤治療、残存腫瘍摘除術、後腹膜リンパ節郭清術などがある。
精巣がんを克服した著名人に、ソフトバンク大関友久投手がいる。大関は22年8月、左精巣がんの疑いがあったため、福岡市内の病院で左睾丸(こうがん)の高位精巣摘除術を受けたことを公表。
他にも20~21年に阪神でプレーしたエドワーズや、DeNAオースティンらも精巣がんを克服している。