
<スペイン国王杯:Rマドリード4-4Rソシエダード>◇1日(日本時間2日)◇準決勝第2戦◇サンティアゴ・ベルナベウ
【マドリード(スペイン)=高橋智行通信員】レアル・ソシエダードは敵地でレアル・マドリードに4-4で引き分け、2試合合計スコア4-5で国王杯準決勝敗退となった。日本代表MF久保建英(23)は右サイドで先発し、延長前半までプレー。3得点に絡む活躍をみせた。
第1戦を0-1で落としたRソシエダードはリーグ屈指の強豪に対して勇敢に戦い、90分間では4-3と勝利を収めた。アルグアシル監督は「とても残念だけど、大きな誇りを感じているし、痛みもある。昨日は誰も我々のことを信頼していなかったが、チームはプレーや意志の強さが欠けていないことを証明した。我々はサポーターと一緒に待望の決勝進出を成し遂げるために良いことをたくさんやったが、それはかなわなかった」と試合を振り返った。
相手の3点目の場面では、オフサイドポジションにいたFWエムバペが関与したようにも見えたが、ホイッスルはならなかった。アルグアシル監督は「あれはオフサイドだった。あのような状況だと普段なら笛が吹かれている」と指摘。「でもそれについて話さない方がいい。もしもう一方のエリアで起こっていたら、間違いなくゴールは与えられなかっただろう。中立であるべき場所からの助けがあり、我々は欧州リーグのように国王杯からも敗退することになった。Rマドリードはビッグクラブなので、そんな助けは必要ないはずだ」と嘆いた。
チームは欧州リーグに加え、国王杯のタイトルも失った。ただこの日のパフォーマンスが残りのリーグ戦にプラスに作用することを願っている。「我々に何度も欠けていたプラスの力を与えてくれなければならない」。続けて「しかし何度も言うが、我々は第6節以降、素晴らしいシーズンを送っていると思う。リーグ戦、国王杯、欧州リーグで多くのことを懸けながら19試合を戦い、レアル・ソシエダの歴史上かつてないことを成し遂げてきた。チームは落ち込まなかったし、プレーの良しあしはあったし、ゴールを決められない時もあったと思うが、決して努力をやめなかった。それが私にとって、平成を保ち、誇りを感じている理由だよ」と語った。