
最強助っ人にアクシデントが発生した。DeNAトレバー・バウアー投手(34)が3月31日、出場選手登録を抹消された。上半身のコンディション不良と見られ、今後は状態を見ながら判断していくことになりそうだ。
2シーズンぶりに復帰した元サイ・ヤング賞右腕は、同29日の中日戦で587日ぶりにハマスタで復帰登板。雨風で冷え込む中でも1回に3者連続三振を奪うなど、98球を投げて6回6安打1失点8奪三振と粘投した。打線の援護に恵まれず、黒星を喫したが「また横浜のファンの皆さんの前で投げることができたことはとてもうれしく思ってます」と話していた。
当初、次回登板は中6日で4月5日広島戦(マツダスタジアム)を見据えており、同30日にも横浜スタジアムでの試合前練習にも参加。軽めのメニューを消化していたが、登板2日後のこの日に抹消となった。
中川もともに抹消され、代わりにキャンプ中に右内転筋の肉離れで離脱していた坂本の昇格が濃厚となった。リリーフ陣は役割を固めずに柔軟に運用しており、30日中日戦でプロ初セーブを記録した入江も連投は避ける方針。投手陣が束になって戦っていく。