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【ソフトバンク】51年ぶり珍事…本拠開幕連敗発進「3ラン返しまでは良かった」小久保監督淡々


ソフトバンクが今季開幕戦でロッテに敗れ、92年以来となる開幕2連敗を喫しました。今回はホーム球場での敗北で、南海時代以来の珍しい事態となりました。試合では柳田が3ランを放ちましたが、延長戦の末に敗れました。小久保監督は特に6回の投球が敗因の一つとして挙げられ、流れを変えるために1勝が必要と強調しました。

ソフトバンク対ロッテ 審判に選手交代を告げた小久保監督(撮影・梅根麻紀)

<ソフトバンク4-5ロッテ>◇29日◇みずほペイペイドーム

リーグ連覇を目指すソフトバンクがまさかの開幕連敗スタートを喫した。開幕から連敗は92年以来33年ぶりでソフトバンクでは初の屈辱。ホーム球場に限ると、南海時代に大阪球場で近鉄に連敗した74年以来、51年ぶりの珍事となった。柳田悠岐外野手(36)が豪快な今季1号3ランを放ちながら延長戦の末に敗戦。まずは1勝を刻み流れを変えたい。

   ◇   ◇   ◇

開幕にめっぽう強かったソフトバンクが今年はつまずいた。前日は8年ぶりのシーズン黒星スタート。仕切り直しの開幕2戦目だったが、延長戦で競り負けた。左翼席に位置するロッテ応援団の大歓声がみずほペイペイドームに響き渡る。チーム最年長の値千金アーチも空砲。どうも投打がかみ合わない。

1-0の5回、先発の大関が岡に逆転3ランを浴びたものの、直後の5回2死一、二塁で柳田が3ラン返し。36歳の豪快アーチに押せ押せムードだったのもつかの間…。6回に2番手の杉山がソトに同点ソロを浴び、今季初の延長戦に突入した。小久保監督は「3ラン返しまでは良かったけどね」と淡々と話した。最後は10回に6番手の藤井が岡に決勝打を献上。自慢のリリーフ陣で競り負ける形となった。

珍事ともいえる。ソフトバンクの開幕連敗スタートは92年以来33年ぶりで、球団名がソフトバンクに変わった05年以降では初。ホーム球場に限定すると、南海時代に大阪球場で近鉄にやられた74年以来、51年ぶりだ。リーグ連覇を目指す王者にとっては想定外ともいえるスタート。まだ2連敗だが、本拠地での屈辱と考えると悔しさが募る。

中盤以降はロッテの救援陣に手を焼いた。特に6回から登板した2番手左腕、高野脩には2回パーフェクト投球を許した。小久保監督が「こっちがひとりもランナーを出せなかった。あそこがポイントだった」と敗因の1つとして挙げた。頼みの1番周東、4番山川も快音を響かすことはできなかった。開幕戦からホーム3連敗ならば1リーグ制時代を含めて球団史上初になる。1勝を刻めば、流れは変わるはずだ。【只松憲】

▼ソフトバンクが開幕2連敗。球団で開幕2連敗はダイエー時代の92年以来で、ソフトバンクになってからは初めて。92年は近鉄、ロッテ(いずれも敵地)に敗れたもので、同一カードでの開幕2連敗は89年の日本ハム戦(東京ドーム)以来。ホームゲームでの開幕2連敗は、南海時代の74年に大阪球場で近鉄に連敗して以来、51年ぶり。

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