
<ソフトバンク2-8ロッテ>◇28日◇みずほペイペイドーム
ソフトバンクがロッテに完敗し、開幕戦連勝記録が「8」で止まった。
2年連続で開幕マウンドに上がった、有原航平投手(32)が打ち込まれた。7回を8安打7失点で降板。初回から5回までは1人の走者も出さない完全投球も、6回にまさかの6失点を喫した。先頭のロッテ高部に二塁打を許し、そこから犠打を挟む長短5連打で4点を失った。さらに2死一塁からは佐藤に追加点の2ランを献上。7回も1失点と、5回までパーフェクト投球が一転した。小久保裕紀監督(53)は「あの回だけやったけどね。開幕戦を楽しみにしていたファンの方にはワンサイドゲームになって申し訳ないですが、1敗は1敗なので」と振り返った。
打線は0-0の3回に1点を先制。7点を追う8回1死一、三塁では今宮健太内野手(33)の右犠飛で1点を返すも、最大7点差をひっくり返すことはできなかった。
開幕戦黒星は16年の楽天戦(当時Kスタ宮城)以来9年ぶり。本拠地での開幕戦黒星は15年ロッテ戦以来10年ぶりとなった。