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【京都】GK太田岳志が3度のビッグセーブで広島を完封「決められる気がしなかった」


京都サンガF.C.がGK太田岳志の3度のビッグセーブでサンフレッチェ広島を1-0で下し、今季ホーム初勝利を挙げました。試合は前半から広島に押し込まれる場面が多かったものの、太田の冷静な守備が光り、相手に得点を許しませんでした。特に後半のジェルマンとの1対1や、同37分の前田直輝のシュートを鈴木義宜との連係で防いだことで、広島の猛攻を無失点で凌ぎました。太田は過去11年間でリーグ戦出場が少なかったこともあり、今季初めて正GKの座を奪取。自らの活躍がチームの上位進出に不可欠であるとする意欲を示しています。

京都GK太田岳志

<明治安田J1:京都1-0広島>◇29日◇第7節◇サンガS

京都サンガF.C.がGK太田岳志(34)の3度のビッグセーブでサンフレッチェ広島を下し、今季ホーム初勝利を挙げた。

前半途中から広島に押し込まれ、多くのクロスを入れられる展開となったが、京都は最後まで広島に得点を許さなかった。

後半4分にはFWヴァレール・ジェルマン(34)に抜け出されて1対1の場面を作られるも、太田が左足でセーブ。「慌てて飛び出すことをせず、いったん下がろうと判断できて、まず心に余裕が持てた。うまく言えないけど、あそこからジェルマン選手に決められる未来が想像できなかった。決められる気がしないっていう感覚があった」という言葉通りのビッグプレーで、チームを救った。

後半15分に1-0としてからは、さらに広島の猛攻を受けることになった。それでも同37分に広島FW前田直輝(30)に持ち込まれた場面では、DF鈴木義宜(32)との連係した守備でシュートを弾き出し、同44分のDF塩谷司(36)が合わせたシュートも冷静に対応。「前田選手のシュートは、ノリ(鈴木義)がカットインされないようにうまく対応してくれたので、2人で守ったシュートストップ。塩谷選手のシュートはGKがやられてはいけないところの範囲内に来た」と冷静に振り返った。

シュート数では6本対11本、CK数も1本対9本と広島に上回られながらも無失点に抑えての勝利に、太田は「僕が活躍しないのが一番いいけど、どの大会でもやっぱりいいチームにはいいGKがいる。上位に行くチームはGKが本当に素晴らしいという意味では、自分たちがそこに行くためには自分の活躍が必要不可欠。それを試合に出すために、日々練習に取り組んでいきたい」。昨季までのプロ11年間のうち、7シーズンでリーグ戦出場ゼロだった苦労人だが、今季は開幕から全7試合でフルタイム出場。ようやくJ1で守護神の座をつかんだ34歳が、ここからも京都の躍進を最後尾から支えていく。【永田淳】

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