
第97回選抜高校野球大会(甲子園)の決勝に進出した智弁和歌山ナインが29日、兵庫・西宮市内のグラウンドで取材に応じた。
中谷仁監督(45)は対戦相手の横浜について「もう一言で『強い』。出来上がってるチームと言いますか、隙のないチームだと思います」と警戒。勝利のポイントについては「ピッチャーがどれだけ相手打線を粘り強く最少失点で抑えていけるかっていうところで、試合展開は決まるのかなと思います」と期待した。
前日28日には阪神時代の1学年下の後輩で高校生時代から親交のある阪神藤川球児監督(44)が、広島との開幕戦(マツダスタジアム)で監督として初勝利をつかんだ試合をテレビで視聴したといい「ホッとしました。勝ってほしいなと思いながら、いちファンの目線で見ていました」と笑顔。「タイガースの監督は僕がいろいろ難しいなと思っている数千倍しんどいと思うので、ほんとに頑張ってほしいなって思います」とエールを送った。