
<オリックス3-2楽天>◇28日◇京セラドーム大阪
プロ野球が28日、今シーズンが開幕した。各球団のエース級が先発する開幕戦らしく、息詰まる投手戦も展開。オリックス-楽天戦では完全試合の期待も一時は高まった。
オリックス宮城大弥投手(23)は、楽天を相手に7回までパーフェクト投球で、球場は独特な雰囲気に包まれた。8回に先頭の楽天辰己に内野安打を浴びたが、8回1失点の好投で、岸田護監督(43)の初勝利に貢献した。
ソフトバンク有原航平投手(32)は、ロッテを相手に5回までパーフェクト投球を演じたが、6回先頭のロッテ高部の初安打から崩れ、一挙6失点。7回7失点で黒星を喫した。
巨人先発の戸郷翔征投手(24)は、4回までヤクルト打線をパーフェクトに抑え込んだが、5回先頭のサンタナの初安打をきっかけに4失点。5回を4失点で降板したが、打線が9回に同点に追いつき、延長10回の若林のサヨナラ打で劇的な勝利を飾った。