
<明治安田J1:C大阪1-1浦和>◇第7節◇28日◇ヨドコウ
セレッソ大阪が開幕戦の勝利を最後に、6戦未勝利(3分け3敗)の苦境に陥った。
5連勝中と得意だったホーム浦和レッズ戦は、1-1の痛恨ドロー。前半2分にFW・Rハットンの先制弾が生まれたが、勝利目前の後半38分に失点した。
先制しながら追加点が奪えないのは、同じく引き分けた前々節名古屋戦と酷似する。またも今季初の無失点、ホーム初勝利も逃した。攻撃的なスタイルに変革中のパパス監督は「60分の時点で決まってもおかしくない展開。チャンスをつくっても、決めきれなかった。勝ちにつながらないのは申し訳ない。とにかく顔を上げ、我慢し、続けていく」と声を振り絞る。
この試合を最後に、4月からクラブの会長になる森島社長は、キックオフ前に「勝ち点3がほしい」と本音をもらしていた。クラブもチームも、歴史の転換期にもがき苦しんでいる。