【阪神】「阪神ジャガーズ」が復刻 球界でも異例の２軍オリジナルユニホーム披露

2月10日、「阪神ジャガーズ」の復刻ユニホームを着用した阪神2軍（撮影・柏原誠）

阪神は28日、ウエスタン・リーグのくふうハヤテ戦（SGL）で、54年から3年間、2軍の名称として使われた「阪神ジャガーズ」の復刻ユニホームを着用。

ユニホームはストライプのない白。胸の「Jaguars」は黒に黄色があしらわれている。帽子はシンプルな「J」。

球団創設90周年に合わせた特別企画。2軍だけのオリジナルユニホームは球界でも珍しい。30日までの3連戦で着用する。

◆阪神ジャガーズ　1954年（昭29）から3年間使用された2軍のチーム名称。54年に結成したセ・リーグ6球団の2軍リーグ「新日本リーグ」では後期優勝。前期優勝した巨人との年度優勝決定戦を2勝1敗で制して、同リーグ唯一の年度優勝チームとなった。55年、新たに結成したウエスタン・リーグにも並行して参加。阪神ジャガーズは本拠地を神戸市に置き、ウエスタン・リーグ初代王者となる。同年の新日本リーグは試合数が少なく、優勝チームを決めずに消滅。57年からは阪神ジャガーズを阪神タイガースに改称し、本拠地も西宮市に移した。