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【西武】野村大樹「低めしっかり」フルカウントから強振→左前打「本当にいい内容」西口監督


ベルーナドームで行われた西武対DeNAのオープン戦は、西武の開幕ベンチ争いが激化する中、特に野村大樹内野手が注目されています。試合の6回裏、野村はDeNAの若松投手に対し、フルカウントから低めの直球を見事に捉えて左前打を放ち、観客を沸かせました。彼の多才さは三塁、一塁、二塁、さらにはキャッチャーにも対応できることから、西口監督もその打撃力を高く評価しています。同じく1軍合流した元山飛優内野手も遊撃でスタメン出場し、相手投手の速球を捉えて本塁打を放ちました。選手たちのアピールは目覚ましいもので、23日のDeNA戦をもって開幕メンバーが決定に近づいています。

西武対DeNA 6回裏西武無死、野村大は左前打を放つ(撮影・滝沢徹郎)

<DeNA5-2西武>◇22日◇ベルーナドーム

オープン戦大詰めになって、西武の開幕ベンチ争いが激しくなってきた。

途中出場した野村大樹内野手(24)はDeNA戦で見事な安打を放った。6回の打席。代わったばかりのDeNA若松にファウル2つとボール球3つ。「まっすぐ強かったんで、低めしか飛ばないなと思って。低め来たらしっかり飛ばしに行こうと」。

その低めに張り、フルカウントからの低め直球を下半身で粘りながら強振。ショートの頭を越し、左翼席の西武ファンをわかせた。

試合前は三塁でノックを受けた。一塁も二塁もできる。キャッチャーミットも持っている。西口文也監督(52)は「打つ方に関してはね、本当にいい内容をキープしてると思います」とその打力を認める。

同じタイミングで1軍合流となった元山飛優内野手(26)も遊撃でスタメン出場し、制球が荒れる相手投手の直球に絞って完璧な右翼席への本塁打を放った。

アピール合戦は23日のDeNA戦(ベルーナドーム)でひとまず終了。開幕メンバーが固まっていく。【金子真仁】

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