
NPBエンタープライズが21日、侍ジャパンU12日本代表監督に、元近鉄で社会人野球ENEOS前監督の大久保秀昭氏(55)が就任することを発表した。
大久保氏は桐蔭学園、慶大を経て社会人野球日本石油(ENEOS)からドラフト6位で近鉄入り。引退後はENEOSや母校・慶大の監督などを歴任した。昨年限りでENEOS監督を退任。23年ドラフトでは、DeNAから1位指名されたENEOS出身の度会隆輝外野手から「お父さんのような人」と慕われていた。
U12は7月に台湾で開催されるU12W杯に出場する。大久保氏は「若い世代の選手たちと一緒に世界を目指す機会をいただいたことに感謝いたします。微力ではありますが、これまで選手、指導者として培ってきた経験を生かして、選手たちの成長の一助となるよう精いっぱい務めさせていただきます」とコメントした。