
<カブス-ドジャース>◇19日◇東京ドーム
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)が試合前に公式会見に臨んだ。大谷翔平投手(30)が「1番DH」で出場し、佐々木朗希投手(23)はメジャー初登板に臨む。一問一答は以下の通り。
◇ ◇ ◇
-佐々木が先発。どんなアドバイスを
少しだけベンチで話して、彼の今の気持ちと母国でデビューできることについて気持ちが高ぶって、すごいスペシャルな舞台なったという風に答えてくれました。彼にとってすごい大きな1年。去年、日本のプロ野球で野球して、今年からメジャーっていうのはすごく大きなことになると思います。
-大切になることは
これは本当に毎日言えるものなんですけど、ストレートのコントロールが大事になってくると思います。彼の特徴として球速が速くて、すごい優秀なスプリットの持ち主なんで。ただ、ストレートを相手のバッターに意識してもらわないと、やっぱり難しいカウントに入ってしまうので、それが一番かなと思います。
-昨日は今永と山本が4回、5回を投げた。今やっているセンバツでは130球投げる投手もいた
高校野球についてはちょっと話はできないですけど、メジャーでまず1つは出力がすごい高いっていうことです。昨日は2人ともストレスがかかる中でのピッチング。今永投手はフォアボール4つあったり、山本選手もフォアボールを出して、イニングの管理っていう中で投げて、その球数よりもストレスのかかるピッチングでしたし。特にシーズン序盤なので、球数を少なめに。
-フリーマンの出場は
今日も出場しません。
-佐々木はどれくらいのイニングを
特に決まった制限はないですけど、ストレスのかかるイニングがあるかによって、目標としては4回から5回まで。
-かつてはドジャースもカブスも両球団、メジャーでも優れたマネーボール球団。今はドジャースがずばぬけている
すごい歴史のある球団は他にも何球団かありますけど、やっぱり波があるものなんで、これからも引き続きで強い球団であることを目的にしてます。特に他の選手に失礼なことを言うつもりはないんですけど、やっぱり大谷選手の存在がすごくやっぱり大きい。
-フリーマンのケガは深刻か
本人からは出たいっていう強い希望はありましたが、私とトレーニングスタッフの皆さんが今日は出ない方がいいっていうことで本人は納得してくれました。アメリカに戻ってからのフリーウエーシリーズ(対エンゼルス戦)には出場はできると思います。
-選手はいつもの生活へ戻りたいという気持ちも
ほんとに素晴らしい機会でしたけど、やっぱり選手はいつものルーティン、いつもの生活に戻りたいという気持ちはあると思います。
-佐々木のフォークは独特だと
佐々木選手のフォークの独特なところは予測しづらい軌道。左に落ちるもの、まっすぐ落ちるものと右に落ちるものがあって。やっぱり本人自体もどっち方向に落ちるかっていうのはなかなか予測しづらいみたいなので、やっぱりピッチャー本人がどっちに落ちるか分からない中では、すごい打ちづらいんじゃないかなという風に思います。まず一番大事なのはストレートをバッターに見せることがやっぱり大事だと思います。
-佐々木はどれくらいの成績を残すか
佐々木選手の特徴であるその若さと才能の高さをやっぱり一緒にすると、すごい波が大きいっていうのは予測できます。本当に素晴らしい投球をする日もあれば、それを予測ししづらい日もあると思います。私としては、まだ佐々木選手のピッチャーとしての特徴を理解してるような段階。
-今日の結果はどれくらい大事か
山本選手の去年のデビュー戦もそれを重視しなかったですし、今年の佐々木選手のデビュー戦もそこまで重視していません。まず私も他の人にもわからない気持ちがあると思うので、まず一番はやっぱり佐々木選手が成長していくっていうのが大事だと思います。