
<カブス3-6ドジャース>◇19日◇東京ドーム
ドジャース佐々木朗希投手(23)が、夢の舞台の第1歩を踏み出した。
記念すべきメジャーデビュー戦は、3回56球1安打1失点。3三振を奪ったが、押し出し四球を含む5四球と制球に苦しんだ。初登板で、メジャー初勝利とはならなかった。
試合後の記者会見で「この先、どんなことを学びたいか」と問われると「自分の持っているものというか、ストレート、フォークボールがどういう風に通用するか、投げていく中で課題が出てくると思うので、シーズン終盤の大事な時に、そういったものをなくせるように、早めに早めに課題が出てきてくれたらなと思います」と主戦場の直球、スプリットをメジャー流に仕立てていく。
夢の舞台と語っていたメジャーのマウンド。「今日に関してはいい緊張感の中で投げられたと思いますし、アメリカで投げるのとまた違って、日本のファンの前で投げることが出来て良かったと思いますし、素晴らしい雰囲気、日本独特の雰囲気の中で、投げることが出来て良かったと思います」と振り返った。「日本で投げたので、なかなか難しいというか、国際大会投げているような感覚に近い状態ではあったんですけど。素晴らしい雰囲気の中で投げられましたし、メジャーのいいバッターに対して、自分の球が最近の登板に比べて投げ切れたので良かったです」と話した。