
<オープン戦:ロッテ6-4楽天>◇18日◇ZOZOマリン
楽天浅村栄斗内野手(34)が、オープン戦6試合ぶりに安打を放った。ロッテ戦に「4番一塁」で出場。6点を追う8回無死一、二塁から坂本の149キロ低め直球を右中間に運び、2点適時二塁打を決めた。「変化球にしろ、真っすぐにしろ、甘い球はしっかりタイミングを合わせて振ろうと思ってたので、良かった」とうなずいた。
6試合ぶり、19打席ぶりの安打は右中間への打球となった。「去年、なかなか右方向にヒットが出ないという変な感じがあった」。その上で「今年はそういう打球を無意識に打てるようなバットの角度、出し方とか、いろいろ考えながらやってるので、今日も決して右に打とうと思ってない中でいい打球が打てたので、良くなりつつあるかなと思う」と手応えを口にした。
主砲に久しぶりの一打が飛び出し、三木監督は「いい打撃だったし、最後(の遊直)も当たりは良かった。キャリアというか、やってきたことがあるし、ここまで個人で進めていることもあると思う。とはいえ、約10日後ぐらいに開幕なので、開幕と同時に1年間しっかりチームのために力になってもらいたい」と期待を込めた。