
<オープン戦:日本ハムー巨人>◇18日◇エスコンフィールド
日本ハムが“3球3発”で3点を奪った。同点の5回、先頭の水谷瞬外野手(24)が、代わったばかりの巨人京本真投手(21)の初球149キロ直球をとらえ右越えソロ。「あまり考えすぎずシンプルに打席に入ることができました。ここまで当たっていなかったので、いい結果になってくれてよかったです」。
2死後、今度は野村佑希内野手(24)が、初球の112キロカーブを左翼ブルペンへ運ぶ1発。開幕4番を任せることを決めている野村には、アーチよりも「二塁打指令」を出している新庄剛志監督(53)は、ハイタッチではなく両手で「バツ」をつくってお出迎え。これに野村は「ボスにバツ(のポーズ)をされたので、次は二塁打を打ちます」。さらに続く清宮幸太郎内野手(25)も初球の低め150キロ直球を右翼ブルペンに運び、「ジェイ(野村)に続けてよかったです。エスコン大好き」と、6日の西武戦(エスコンフィールド)以来となるオープン戦2号に納得していた。