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【日本ハム】“せこせこ野球”で1安打勝利、OP戦首位キープ 無安打で決勝点も唯一の安打は…


日本ハムはオープン戦で中日を1-0で下す快挙を達成しました。4回に五十幡亮汰が四球で出塁し、盗塁成功後、マルティネスの二ゴロで生還し、決勝点を獲得しました。この得点はチーム唯一のヒットを得点に結びつけられなかった中でも、重要なものでした。投手陣は無失点リレーを見せ、4人が登板して中日を抑え込みました。先発の北山亘基は4回を2安打無失点、福谷浩司は1回無失点で満塁のピンチを切り抜けました。中継ぎには伊藤大海が3回無安打無失点を続け、最後は清宮虎多朗が無失点で締めくくりました。新庄剛志監督の戦略“せこせこ野球”が功を奏しました。

日本ハム対中日 4回裏日本ハム1死三塁、二ゴロを放つマルティネス(撮影・河田真司)

<オープン戦:日本ハム1-0中日>◇9日◇エスコンフィールド

日本ハムが“せこせこ野球”で「1安打勝利」を上げた。

決勝点が生まれたのは4回の攻撃。3回まで中日の先発メヒアにパーフェクトに抑えられていた中で、4回先頭で1番五十幡亮汰外野手(26)が四球で出塁した。五十幡は次打者の2番吉田賢吾捕手(24)の時に二盗に成功して無死二塁。吉田は進塁打となる二ゴロで1死三塁と好機を広げた。中日の内野陣が前進守備を敷く中で、3番アリエル・マルティネス捕手(28)がボテボテの二ゴロを放つと三塁走者の五十幡が好スタート。無安打で先制点を奪った。

ちなみに唯一の安打は、6回に吉田が放った中堅フェンス直撃の二塁打。こちらは得点につながらなかった。

投手陣も無失点リレーを見せた。先発した北山亘基投手(25)が4回2安打無失点と快投。オフに中日からFA移籍した福谷浩司投手(34)が5回に登板し、1死満塁のピンチを背負うも最後は併殺打で切り抜けて1回無失点。6回からはホーム開幕戦で先発が内定している伊藤大海投手(27)が登板し、3回無安打無失点と盤石。9回は育成の清宮虎多朗投手(24)が無失点で締めくくった。

ワンチャンスをしっかりモノにする新庄剛志監督(53)好みの“せこせこ野球”でオープン戦首位を守った。

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