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【日本ハム】水谷!野村!清宮幸!超重量打線が初球撃ち3発「悩むわ~。層が厚すぎて」新庄監督


エスコンフィールドで行われたオープン戦で、日本ハムは強力な打線を見せつけ、巨人を5-2で下しました。特に5回に1番の水谷瞬外野手が149キロの直球を捉え先制のソロ本塁打を放つと、その後に続く野村佑希内野手、清宮幸太郎内野手が連続で本塁打を決めました。これでオープン戦での本塁打数は12球団で一番乗りで二桁に達しました。監督の新庄剛志はこの厚みのある打線に嬉しい悩みを抱えているとコメントしています。この強力打撃陣は今季の日本ハムの大きな武器として注目されます。

日本ハム対巨人 5回裏日本ハム無死、ソロ本塁打を放ちポーズを決める水谷(撮影・垰建太)

<オープン戦:日本ハム5-2巨人>◇18日◇エスコンフィールド

日本ハムの超重量打線が火を吹いた。同点の5回。巨人2番手の京本から1番水谷瞬外野手(24)が初球の149キロ直球を捉えて右越えに勝ち越しのオープン戦1号ソロ。2死後に4番野村佑希内野手(24)も初球の112キロのカーブを左翼へ同1号ソロを放った。常に二塁打を狙えと指示されている新庄監督からは両手で「バツ」印をつくられた開幕4番打者は「ボスにバツをされたので次は二塁打を打ちます」とニヤリ。5番清宮幸太郎内野手(25)も初球の150キロ直球を右翼へ同2号ソロ。右膝違和感から復帰後の初アーチで“1イニング初球ソロ3発”を締めくくった。

この日は2番万波から7番今川までシーズン2桁本塁打を経験している選手がスタメンに並んだ。5日に侍ジャパンで先頭打者アーチを放った1番水谷も昨季は9発。また、昨季13発のマルティネスは7回に代打で右翼へ同2号ソロだ。1試合4本塁打でオープン戦のチーム本塁打数は12球団一番乗りで2桁に乗せた。昨季以上に厚みを増した破壊力満点の打線だが、誰ひとりレギュラーは確約されていない。新庄剛志監督も「悩むわ~。もう分からん。層が厚すぎて」とうれしい悲鳴。競争の中で磨かれた魅惑の長打力が、覇権奪回を狙う今季の日本ハムの強みだ。【木下大輔】

▽日本ハム清宮幸(5回に右翼ブルペンへソロ)「ジェイ(野村)に続けてよかった。エスコン大好き」

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