
<ソフトバンク-日本ハム>◇16日◇みずほペイペイドーム
日本ハムが、23年まで日本ハムに在籍したソフトバンク上沢直之投手(31)から、足を絡めて先制点を奪った。
初回1死、2番矢沢が右前打で出塁すると、3番松本剛の打席の初球で二盗に成功。上沢と同期入団の松本剛は、左前打で1死一、三塁とチャンスメークし、ソフトバンクから現役ドラフトで加入した吉田の打席で今度は、松本剛が二盗に成功した。1死二、三塁とし、4番吉田が右犠飛を放ち、得点を奪った。
だが上沢は失点しても冷静で、この日、本格的に戦列復帰した5番の清宮幸太郎内野手(25)を3球三振に切って取り、この回は1失点でしのいだ。
日本ハムの先発は伊藤大海投手(27)。23年まで上沢は同じ先発投手陣の先輩で、メンタル面の“師匠”として手本にしてきた。チームが変わり初となる2人の投げ合いにも、注目だ。