
元ヤクルトの宮本慎也氏(54=日刊スポーツ評論家)が公式YouTube「解体慎書」を更新。今年開幕スタメンをつかむ可能性があるルーキーや新戦力について語った。
1番手には楽天宗山塁内野手(22=明大)を挙げた。「ケガさえなければ出るでしょう。彼の強みはゲーム慣れしているところ。落ち着いてやっているように見えるじゃないですか。僕が監督やるとしても使うんじゃないですか。キャンプでもけがなく、実戦でも結果を出している」と語った。
巨人などは大きな布陣の変更はないと予想し、中日に言及。「もしかしたらキャッチャーですよね。日本生命から入った石伊。木下でいくか。そこをどうするか」と石伊雄太捕手(24)の名前を挙げた。
パ・リーグでは日本ハムの矢沢宏太投手(24)に期待した。投打二刀流として22年ドラフト1位で入団して3年目。昨季まで2年間は投手として計19試合に登板し、野手では66試合に出場した。今季は右翼でアピールを続けている。宮本氏は「当て勘もいいし足も速い。新庄監督が使うんじゃないかというふうには聞きました。矢沢はもしかしたら、ずっと出る可能性はありますね。見ていてバッティングも良かったです。全然あり得ますね」と開幕スタメンの候補に挙げた。
新人ではロッテ1位の西川史礁外野手(21=青学大)、西武2位の渡部聖弥外野手(22=大商大)らにも期待していた。